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final E500の感想

感想というか書き殴りメモ 全体の傾向としてはフラットで音源に忠実系イヤホン、少しマイルド(暖色系?)な仕上がり。 高音域は6kHzあたりから上がだらだらと減衰している感触、そのせいか音はのっぺりしているが途中でパッツリと切れている訳ではないのでhf5等のシングルBAにありがちな謎の閉鎖感は無い。 低音はそこまで余裕の感じる鳴り方では無いが、ダイナミック型なりに押し出感がある分生々しさは感じると思う。 フラット系イヤホン欲しいがエティモとか手が出せないしそもそもBA型の音嫌いって人にとっては割と良い選択肢かも。高音そこまで伸びないけどね ちなみにデカい音出すと音色が破綻する(E4000比) final Eシリーズは音の成分を上手く混ぜて聴かせる、まとまり重視の落ち着いた音色が特徴だと思っていて、全体的に低刺激な仕上がりになっている。 パワーの強いアンプが無いと鳴らしきれない E500はEシリーズ唯一のフラット系という事もあり、その特徴が声の表現にうまく作用しているように思う。 楽器等も素直な音色だが、粒立ちはしないので高音域(シンバル等)ではあまり気持ちよくなれない。(E4000比) 音に変な所が無いので長時間聞き流しも苦に感じない。演色性のあるイヤホンに慣れた状態からE500で音楽を聴くとかなり素っ気なく感じる。 製品ページからしてバイノーラル録音やらVRを推しているが、個人的にはMAD動画等のコンテンツ消費用としてオススメしたい。